ソティの構築記録

フーディン好きのブログ

s11最終最高1922達成 対面テテフーディン

 

【はじめに】

s12お疲れさまでした!約1年ぶりの投稿となりましたソティと申すものです。

 

早速のカミングアウトなのですが、この記事はあくまでs11でレート1900を達成した構築の記事となっております(s12は最高1894、前期を超えることはできませんでした)。また、自分自身の記録として記した意味合いも強いので文章が多いかもしれません。ご了承ください。

 

改めまして、s11ではテテフーディン構築で人生初のレート1900を達成することができました!レートを始めて以来ずっと憧れていた目標だったので死ぬほど嬉しかったです。本当は同構築でs12でレート2000を達成して意気揚々と構築記事を書こうなんて思っていたのですが、現実は甘くなかったです。今シーズンで構築を公開するか非常に迷ったのですが、思い切って今回書かせて頂こうと思います。

 

それでは、s11およびs12を通して使用したテテフーディン構築の紹介です。

 

【構築全体像&コンセプト】

 

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このパーティのコンセプトは「短期決戦」です。普段愛用しているテテフーディン構築は対面性能に特化した構築であると私は考えています。そのため、裏の4体のポケモンも対面性能に優れるポケモンを採用し、様々な選出パターンが取れるようにしました。限られた時間の中で可能な限り対戦回数を稼ぎたかったという意図もあります。

 

【個体紹介】

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フーディン@フーディナイト

特性:マジックガード→トレース

性格:控えめ

努力値:メガ前 130(0)‐49(0)‐66(4)‐205(252)‐115(0)‐172(252)

    メガ後 130(0)‐49(0)‐86(4)‐249(252)‐125(0)‐202(252)

技:サイコキネシスシャドーボール、瞑想、エナジーボール(気合玉)

≪簡易紹介≫

相棒です。このポケモンをメインに構築を組んでます。フーディンに関しては記したいことがあまりにも多すぎるため今回は割愛します。一点、今期特に感じた強みはトレースによる対害悪性能の高さです。対オニゴーリはいきなりsもしくは回避を上げられない限り基本的に勝てます。また、分身バトンからピクシーにつないでくる構築に対してもピクシーの天然をトレースすることで防ぐことができます。レート終盤になるとゴーリなどは増えてくるので、最終日付近はとにかく大活躍してくれました。

≪技詳細≫

s11では雨パとのマッチングが多いと感じエナボを採用していました。メガフーディンはトレースによってすいすいをコピーできるので、エナボを塔載することで対雨最強兵器になります。その他レヒレスイクンへの打点となる点も優秀でした。しかし、s12では雨パとのマッチングが減り、4つ目の技が定まりませんでした。とりあえず対鋼としてテンプレである気合玉を入れていたのですが、命中不安な気合玉に頼る選出が増えてしまい、それが負けに繋がっていたと思います。対受けループ用のサイコショック、特殊アタッカーを起点にする自己再生など今後開発の余地がかなりあると思います。

 

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カプ・テテフ@気合の襷

特性:サイコフィールド

性格:臆病

努力値:146(4)‐81(0)‐95(0)‐182(252)‐135(0)‐161(252)

技:サイコキネシス、10万ボルト、挑発、気合玉(シャドーボール

≪簡易紹介≫

襷を持たせることにより、先発・ラストどちらにおいても強いです。最速を採用している理由の一番は、やはり大体のミミッキュの上から皮をはがせるという点です。また、先発に置いたときに相手とのs判定がしやすいという理由もあります。

≪技詳細≫

s11では気合玉、s12ではシャドーボールを使用していました。気合玉はヒードランナットレイ意識での採用でs11では大活躍しました。しかし、s12ではヒードランとあまりマッチングせずに腐ってしまっていたので、グロス・ガルドに負荷をかけられるシャドボに変更しました。

10万ボルトはカグヤ・ギャラ・ゲコへの打点、またフィールドを塗り替えられた後のレヒレへの打点となるので必須でした。

挑発はテテフーディンの天敵であるトリルの対策として必須でした。また、初手テテフカバ対面であくびループを防げるという点も強力です。テテフガッサ対面では、1800↑では岩封から入られるのでサイキネを押して裏につなげていました。

 

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ミミッキュ@ゴーストZ

特性:化けの皮

性格:いじっぱり

努力値:161(244)‐156(252)‐101(4)‐49(0)‐126(4)‐117(4)

技:シャドークロ―、じゃれつく、かげうち、剣の舞

≪簡易紹介≫

パーティ考案初期段階では対面性能を向上、それだけでなくにミミッキュ同士の対決でもある程度勝てるようにabs調整(sは一般的なabミミッキュ抜きに振りました。)を使用していました。しかし、aを削ったことによるデメリット(テテフのフィールドサイキネ+かげうちでリザYが縛れない、+4ゴーストZでHBカバルドンが縛れない)の方が大きく感じたため、この調整に落ち着きました。

≪技詳細≫

技構成に関してはこれ一択といった感じです。削れる技がないです。

 

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カバルドンゴツゴツメット

特性:すなおこし

性格:わんぱく

努力値:215(252)‐132(0)‐187(252)‐65(0)‐93(4)‐67(0)

技:地震、怠ける、あくび、氷の牙(じわれ)

≪簡易紹介≫

このポケモン、とにかくテテフーディンと相性が良いです。テテフーディンの苦手なミミッキュメタグロスを1体でみることができます。さらに特性による砂ダメも強力で、相手の襷を潰しつつダメージをどんどん蓄積させます。またこちらのフーディンマジックガードにより砂ダメを受けません。さらに、あくびによりフーディンが瞑想を積む起点をつくれる点も強力です。

≪技詳細≫

前3つの技はどれも絶対に外せませんでした。氷の牙とじわれは一長一短で、時々変えながら使っていました。じわれは後投げされるレヒレを3割で倒せるという点が強すぎました。しかし、ラストにカバを残すと相手が浮いているポケモンを残していた場合に完全に積んでしまうという欠点があります。4つ目の技はまだまだ考察が足りないと感じています。

 

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バシャーモ@命の珠

特性:加速

性格:うっかりや

努力値:155(0)‐145(36)‐90(0)‐178(252)‐81(0)‐128(220)

技:大文字、馬鹿力、めざ氷、守る

≪簡易紹介≫

テテフーディンの苦手な鋼を狩る炎枠です。ガルドとキンシ択にならない、威嚇の影響が少ない、マンダ・ランドに強い、そして何よりもメガ枠を消費しないという点から両刀での採用となりました。バシャをマンダで見る構築、さらに流行りの凶悪構築であるカバマンダガルドに極めて強いという点が優秀でした。s11ではあまりにも環境に刺さっていたのか、このポケモンのお陰で1900に乗れたといっても過言ではありません。

しかしs12ではレヒレとマッチングすることがやたら増え、1800に乗るまではほとんど活躍させてあげることができなかったです。努力値は1加速で最速ゲッコウガを抜ける調整を採用しました。

≪技詳細≫

ガルドを一撃で倒すための大文字、ヒードランサザンドラなどに強い馬鹿力、環境に溢れかえっているマンダ・ランドを倒すためのめざ氷といった感じです。

 

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★ガルーラ@ガルーラナイト

特性:肝っ玉→親子愛

性格:陽気

努力値:メガ前 180(0)‐147(252)‐100(0)‐40(0)‐101(4)‐156(252)

    メガ後 180(0)‐177(252)‐120(0)‐58(0)‐121(4)‐167(252)

技:捨て身タックル、岩雪崩、グロウパンチ地震(冷凍ビーム)

≪簡易紹介≫

対面性能が最強クラスであり、テテフーディンの苦手なゴースト技を無効にできるため採用しました。パーティ内のどのポケモンと選出しても相性が良かったです。最速を採用している理由は、パーティ単位で重いリザY(二トチャ積まれたらオワオワリw)の上を取りたかったためです(同速運ゲになりかねないが)。s12では遅いグロスが多かったのか上から地震で殴れた場面が多かったです。

≪技詳細≫

前3つは確定。岩雪崩はミミッキュの皮・襷をはがしつつ怯みを狙えるのが強すぎました。グロウ岩雪崩はどんなに厳しい盤面でもワンチャンの勝ち筋を残せます。s11ではあまりにもランドロスを後投げされたので冷ビ採用の両刀を使用していました。これが本当に刺さり、1900到達にかなり貢献したと思います。しかし、s12では体感的にランドロスが減り、刺さらなくなったため、クチートヒードランなどに有利を取れる地震に変更しました。

 

【選出パターン】

f:id:pilotpoke:20181110214734p:plainf:id:pilotpoke:20180124231143p:plain  + f:id:pilotpoke:20181110214716p:plain or  f:id:pilotpoke:20181110214652p:plain or f:id:pilotpoke:20181110214628p:plain

→基本選出。グロスミミッキュが重かったらカバ。カグヤ・ガルドが重かったらバシャ。行けそうな場合はほとんどミミッキュだった。

 

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→テテフでガルのグロウ圏内まで削りeasy winが狙えそうな場合。

 

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→対受けル。フーディンはメガしなくても強い。

 

★特に多かったのは上記の選出パターン。しかし、実際のところは相手のパーティにとりあえず刺さってるポケモンをまず選び、残りの2体はそのポケモンが倒せない相手に厚くなるように選出、といった感覚で選出することが多かった。

 

【厳しいポケモン

ゲッコウガ

→とにかく型が読めないのが強すぎる。基本的には初手+襷が多かったので、相手の裏にミミッキュがいる場合はテテフでガルのグロウ圏内まで削り積みの起点にした。ミミッキュがいない場合はテテフで襷を削り、裏のフーディンで変幻自在をトレースしてアドを取るようにしていた。

 

②カバリザ

→リザに二トチャを積まれないようにだけとにかく注意。フーディンで全抜きを狙う。

 

③サザングロス

→一番ヤバいやつ。勝てたらラッキー

 

【終わりに】

最後まで記事を読んで下さった方、またレートで対戦して下さった方、今期も本当にありがとうございました。フーディン好きの方の参考の一つとして、またこの記事を読んでテテフーディンに興味を持って頂けた方がいたら本当に嬉しいです。

これからもレート2000を目指して相棒のフーディンとレート頑張りたいと思います!

ここまでお付き合い頂きありがとうございました。

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ソティ

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