s16最高1940 テテフーディン+ガブリザ
【前語り】
構築だけ見たい人は飛ばしてください。
お久しぶりです。ソティです。
私は前シーズンレートを休んでいたので、今回は1シーズンぶりのレート対戦となりました。序盤は私が最高レート1922を達成したテテフーディン+メガガルーラの構築を使用していました。しかし、けたぐりゲッコウガを始め不意の格闘技が飛んでくることがあまりにも多く(カビゴンおよびガルランドの増加が一因か?)、今シーズンではガルーラの使用は断念しました。また、私は今まで対面構築としてのテテフーディンを使用していましたが、今回はコンセプトを変更し、テテフーディンの対面性能を残しつつ、ステロ+フーディンで全抜きを狙う構築を考えました。結果として、2000に到達することはできませんでしたが、自己ベストを更新することができました。
簡易的な記事となっていますが、楽しんでいってください。
♠テテフーディンについて私が思うところ♠
→正直なところ、テテフーディンという並びは、現在の鋼・ミミッキュ環境では逆風である。言うなれば、コントローラーを上下逆に持ってマリオをやれと言われているようなものである(大袈裟)。しかし、男性諸君、テテフーディンの『超高火力』には浪漫を感じてしまうんじゃないか?
→テテフーディンの最も強い部分は、選出誘導であると思う。使い慣れてくれば、相手の選出がかなり読みやすくなる。こういった部分が、いわゆるオールラウンドな構築との差別化になると思う。みんなもテテフーディン使おう!(白目)
【個体紹介】
★フーディン@フーディナイト
特性:マジックガード→トレース
性格:控えめ
数値:メガ前 130(0)-49(0)-66(4)-205(252)-115(0)-172(252)
メガ後 130(0)-49(0)-86(4)-249(252)-125(0)-202(252)
💛選出率5位。テテフ、ガブのどちらかとセットで選出。1瞑想でグロスをシャドボで飛ばせるが、ガルドは無理。アーゴヨンを止められる駒であり、ヘドウェ読みの後投げをよくした。今期は恩返しを塔載したポリ2が多く、その点が非常に厳しかった。
★カプ・テテフ@気合の襷
特性:サイコフィールド
性格:臆病
数値:146(4)-81(0)-95(0)-182(252)-135(0)-161(252)
技:サイコキネシス、10万ボルト、自然の怒り、挑発
💛選出率1位。初手置きの安定感が異常。この構築には水ポケモンがおらず、またリザードンがいるため初手にカバルドンを誘うが、そこに挑発が刺さる。ガルドと対面したときは挑発を打ち、リザの二トチャの起点orフーディンの瞑想択に持ち込む。裏のリザを通すために、テテフで相手のレヒレをいかに削るかが肝になる。
★ガブリアス@ヤチェの実
特性:鮫肌
性格:陽気
数値:195(92)-151(4)-116(4)-*-125(156)-169(252)
💛選出率3位。ゲッコウガの冷ビ+水手裏剣3発耐えの有名な調整。基本的にはテテフorガブのどちらかを先発に出す。後発からドランの技を受け、ステロで負荷をかける動きも強かった。テテフーディンはウルガモスが非常に重くなるので、相性はバッチリだった。
特性:猛火→硬い爪
性格:意地っ張り
数値:メガ前 153(0)-149(252)-98(0)-*-106(4)-152(252)
:メガ後 153(0)-200(252)-131(0)-*106(4)-152(252)
💛選出率4位。ガブのステロから全抜きする動きが強すぎた。フーディンと特殊・物理で住み分けができてる部分が非常に使いやすかった。剣の舞の部分は地震と瓦割を試したが、高レート帯ではこの技構成がベストだった。来シーズンでは耐久振りを使う予定。
★ミミッキュ@ゴーストZ
特性:化けの皮
性格:意地っ張り
数値:161(244)-156(252)-101(4)-*-126(4)-117(4)
技:シャドークロ―、じゃれつく、影打ち、剣の舞
💛選出率2位。テテフーディンミミッキュの並びが相変わらず強力。お互いのラス1対面にミミッキュを残すように意識して立ち回った。HAミミッキュはミミッキュ対面に弱くなる反面、全体的な対面性能が非常に高く使いやすい。今期の反省点として、このポケモンに頼りすぎてしまった部分があり、とりあえずなんとなく選出して腐らせてしまう場合が多かった。明確な役割対象がいないため、変更の余地は大いにある。
★テッカグヤ@食べ残し
特性:ビーストブースト
性格:穏やか
数値:204(252)-*124(4)-127(0)-168(252)-81(0)
技:火炎放射、めざめるパワー氷、宿り木の種、守る
💛選出率6位。テテフとガルドが対面した際の引き先で、毒が入らないポケモンということで採用した。また、テテフーディンの苦手なハッサムやナットレイに強く出れるという強みがあった。耐久がすさまじく、受け性能は申し分なかったのだが、逆にこちらから強力なダメージソースがないので起点にされることが多すぎた。あとは特殊受けとして採用しているのに、水Zゲッコウガに起点に起点にされてしまうのが厳しかった。選出率はぶっちぎりで最下位だが、ラス1対面で多くのマンダを倒してくれたので、今期は最後まで使い続けた。
【立ち回り】
1.リザードンの選出圧力により、意図的にステロを撒かせることができる。
→こちらがフーディン(マジックガード)を選出する場合は相手がステロを撒く1ターンがこちらのアドになる。同時に、相手はステロを撒きたがるので初手読みが容易である。
2.ヒードランは相手の構築にいたら必ず出てくる。
→テテフ、リザードンが止まるので相手は必ず選出する。例えば、相手の構築にナットレイとヒードランの鋼枠が2体いた場合、優先して出てくるのはヒードランである。
初手に出てくるヒードランはステロを撒くので、起点にしてもよし、テテフの挑発で防いでもよし。
3.フーディンとリザ、どちらが積む展開に持ち込めるかで選出を決める。
→ヒードラン、レヒレがいた場合はフーディンを投げたい。それ以外は基本的にはリザ。積めるビジョンが見えたら、そこから初手にガブとテテフのどちらかを投げるか決める。
【キツイポケモン】
1.激流ゲッコウガ
→特殊受けで採用しているテッカグヤが起点にされてしまうので本末転倒である。最終日には5回くらい3タテされた。
2.カビゴン
→一撃で飛ばすことができないので非常に厄介。テテフを対面させ、挑発であくびやリサイクルなどの変化技を封じ、自然の怒りで削りを入れた上で後続につなげる展開が理想。とは言っても基本的には負けた気がする。
3.スカーフランドロス
→テテフーディンミミッキュの対面選出をしたときに相手のランドがスカーフだったときマジ絶望。上手いことフーディンのトレースを駆使して威嚇をいれるしかない。
4.メタグロス
→相手のパーティにこいつがいたらとりあえず初手にガブを投げる。ガブより遅いグロスであることを願うしかない。
5.ガルーラ
→不意打ちでフーディンが縛られる。
【終わりに】
最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました。
今期も2000に乗せられず非常に悔しい思いをしましたが、ラストシーズンも諦めていないので頑張ります。
構築で聞きたいことなどありましたら、Twitterの質問箱に是非入れてみてください!
ソティ
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