ソティの構築記録

フーディン好きのブログ

【SVシングル S16 最終レート2002 最終513位】

 

 

【結果】

TN:ソティ

最終レート:2002

最終順位:513位

内訳:95勝57敗

 

【個体詳細】

ハバタクカミ

・本構築の初手要員。レギュFでメジャーな初手要員と幅広く打ち合うことが出来る。

・電磁波+祟り目は初手でエナジーカミと対面した際の対面突破に必要であった。

・パワージェムは炎ポン・コータス意識。カイリューサーフゴーは炎ポンを呼ぶため本構築では必須級の技であった。

・テラスは基本的に切らないため腐りにくいステラ。

・初手で襷パオ・襷ラオスと対面した際に高確率でHP1まで削れる。倒しきるのではなく、HP1まで削ることが後述のアクアジェットカイリューとのシナジーとなる。

 

カイリュー

・2番手、3番手に投げるエース枠。

・S15まではアクアジェット→羽休めであったが、S16は以下のとおり変更した。

・上述のハバタクカミが初手の襷パオや襷ラオスをHP1まで削り、このカイリューを後投げすると、相手が神速読みでゴーストテラスを切ってくれる動きが頻発する。ここでアクアジェットを打つことで、相手に一方的にテラスを切らせたうえで2-2の状況を作ることが出来る。この動きは本構築の肝であった。

 

サーフゴー

・2番手に出てくる甘える電磁波カミに強く、弱保込みで対面突破が可能である。

・上述のカイリューと相手のカイリューが対面してしまった場合にも、特化+1地震を確定耐えするため、後投げが安定する。

・ノーマルテラスでの採用はカミのシャドーボールやイダイトウのお墓参りを透かすことで一発逆転が可能である。

・S17ではステラカミが大流行したため明らかに逆風であった。

 

イーユイ

・受けループに必ず選出する枠。

・レート2000チャレンジの際も受けループを引いてこのポケモンが3タテを決めてくれた。

・SVでは受けループとマッチングする確率が低いため、受けループを切って構築を組むということは理にかなっていると思うが、シーズン終盤のある程度の順位帯では、受けループとのマッチ率は上がると考えているため個人的には受けループ対策枠は構築に必ず欲しい要素である。

 

ラティオス

・相手の構築にランドロスがいたら選出する枠。

・選出率は低かったものの、ラティオスの冷凍ビームはほとんど読まれないため、選出した試合はランドロスキラーとして活躍してくれた。

 

オーガポン(いどのめん)

・本構築の選出誘導枠。

・初手襷カミを基本選出としているため、ラオスにスカーフ水流を押された瞬間に試合が終わる。相手に水流を押すことを少しでも躊躇させるための貯水枠。

・終盤に選出していないため内容は割愛します。

 

【構築作成経緯】

①ありとあらゆるポケモンから電磁波が飛んでくることや渦アンコカイリュー等の搦め手系の構築に対してストレス無く戦えるように、基本選出にサーフゴーを組み込みたいという考えからスタートした。

②初手サーフゴーで強そうな型を考えたときに耐久振りの弱保型に辿り着いた。実戦で使用してみるとスペック自体は高いがどうも初手より2番手・3番手に出した方が強そうだという点に気づいた。

③②より一旦別の初手枠を考えた。S15~16を通して、いじっぱりの襷パオジアンを初手要員として選出されるパターンが多そうだと実感したため、パオジアンを安定して襷まで削れる(確率が高い)初手要員として最速襷カミに辿り着いた。

④カミ、サーフゴーの基本選出が固まり、残りの3枠目としてノーマルテラスの神速カイリューを採用した。特に理由は無く、「サーフゴーといったらカイリューでしょ」のノリで採用したところ、実戦でこの3枠がかなり強かったため、軸が確定した。

⑤4枠目には受けループ対策のイーユイを採用した。当初、挑発の枠はカタストロフィだったが、実戦の中で微調整した。

⑥S15時点では、5枠目・6枠目はほとんど定まらず、使い慣れた水ウーラオスとテツノツツミを構築に入れていた。軸のカミ、サーフゴー、カイリューが強かったためレート1900から数戦勝つことはできたが、結局勝ちきれずS15が終了した。

⑦前期の反省点をS16に反映した。まず、初手でこちらの襷カミと相手の襷パオが打ち合った際に相手のパオが襷で残った状態でこちらは2体目にカイリューを投げる動きをするが、神速をゴーストテラスで透かされる動きが負けに直結していることが分かった。これを解消するために、カイリューの羽休め→アクアジェットに変更した。

⑧5枠目に必要な要素として、カミが苦手なランドロスアシレーヌに強いこと、基本選出で重い炎ポンやガチグマ、水ラオスをある程度抑制することができるという点から、スカーフラティオスを採用した。

⑨初手スカーフラオスに水流連打を押されると壊滅する構築であるため、6枠目には水流を躊躇させる枠が必ず必要であったため、水ポンを採用した。

 

【選出】

①基本選出

カミ+サーフゴー+カイリュー

⇒9割以上この選出。

 

②対受けループ

イーユイ+α

 

③相手の構築にランドがいた場合

ラティオス+α(基本選出の中から選択)

⇒チョッキランドの場合カミが何もできず終わるため、基本的にはラティオスを先発で選出する。例外的にパオとランドが同居している場合はラティは投げずカミを投げた。

 

【最後に】

シーズン17でも同じ構築(一部型は変えたが)を使ってさらに上位を目指しましたが、構築単位で重いアシレーヌやチョッキランドロス、トドロクツキに終盤多くマッチングしてしまい、最終日前日に400位を触ってから大きく溶かして終了してしまいました。

 

レギュGも頑張ります。

ここまで読んでいただいてありがとうございました!